運動神経が良くなる!?コーディネーション運動とは
ご覧いただきありがとうございます!
2016年5月、愛知県岡崎市にオープンした、キッズ脳スポ教室「Genio sports academy」です。
Genio sports academyは、「マルチスポーツ」と「脳トレ」を組み合わせた今までにないレッスンプログラムで、お子さんの才能と能力を向上させるスポーツ教室です。
こんにちは!
「スポーツ✖️脳育」
をテーマにしたマルチ脳スポスクールGenio sports academyです。
今日は、レッスンでも毎回取り入れているコーディネーショントレーニングについて
その目的と具体的なトレーニングをご紹介したいと思います!
【コーディネーション能力とは】
神経系をうまく使って、身体を上手にコントロールするための能力の事で、7つの能力から成り立つとされています。この能力が高い人は、いわゆる「運動神経の良い人」「センスのある人」などと言われることが多い人だと言えます。
このコーディネーション理論は1970年代に旧東ドイツのスポーツ科学者によって生み出され、その後、世界中でアスリート育成のためのトレーニングに広く応用されてきました。
ヨーロッパではすでに一般化され、授業に組み込まれています。
【7つのコーディネーション能力とは】
「定位能力」「変換能力」「連結能力」「反応能力」「識別能力」「リズム能力」「バランス能力」の7つの能力から成り立っています。
例えば「定位能力」とは、相手やボールなどと、自分の位置関係を正確に把握する能力で、
距離感を瞬時に把握する「空間認知」が必要になります。
また「「リズム能力」は、タイミングよく足や手を出したり、相手の動きを真似するなどの真似するなどの能力です。
これら7つの能力をうまくトレーニングしていくことで、運動能力は向上し、
素早く識別したり反応する力、手を器用に使い用具等を精密に操作する力など、生活していく上で必要不可欠な能力も同時に身につけることが可能になります。
昔から「勉強は頭で、スポーツは身体で」と言われてきましたが、
決してそうではないということですね。
勉強もスポーツも「頭=脳」の使い方が大きなウェイトを占めているということは、ここ最近よく知られるようになった事実です。
運動神経の良し悪しは、生まれつきの運動能力とは別に、いかに適した神経系トレーニングを行うかどうか。ということも大きな要因!ということになります。
【コーディネーション運動のメリット】
*以下、明治図書「子どものつまずきがみるみる解決するコーディネーション運動」東根明人監修 より抜粋
このコーディネーション能力が最も発達するのは小学校1年生頃から、第二次性徴期直前の小学校6年せいごろまでと言われています。
(中略)
この時期に適切な運動刺激を与えることは、技能を向上させるための向上させるための前提条件の形成につながります(1999,ハルトマン)。
さらに子どもたちは、楽しみながら夢中になって取り組み、気がつかないうちに基礎的な体力や運動能力も養っています。
他の運動を新たに行った場合でも、速やかに学習しやすいというう、脳の学習能力そのものを高めている可能性があるのです(2006,荒木)
運動を習う場合、運動野も感覚野もフルに使って意識下で制御しており制御しており、学習記憶といった脳機能が必要不可欠です。(2006,柳原)
さらに、コーディネーション運動を行うことで、情動面の改善・安定につながり、動機付けを高める手立てとして活用できると考えています(2005,桐野、東根)
要約すると、コーディネーション運動は、脳機能を高め、気づかぬうちに体力をつけ、精神面の安定にもつながるという、1石何鳥の運動と言える!!ということです。
【Genioのキッズコーディネーショントレーニング】
7つのコーディネーション能力を一つ一つ紐解き、さらにその動きを分解して幼児、小学校低学年向けにアレンジしたものをGenio sports academyのオリジナルプログラムとして採用しています。
これは、「連結能力」「識別能力」「リズム能力」などを訓練するメニューの一例です。
その他に、フラフープ・ミニハードル・タオルを使ったゲームや、トラックトレーニングの中にも、脳をしっかりと使った神経系のメニューをたくさん取り入れています。
この時期の子どもたちはまるでスポンジのように、どんどんどんどん吸収して成長します!
日常の中でも、比較的容易に取り入れられるメニューもあります。
ご興味ある方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しくださいね♪
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