子どもと自律神経①
今日は・・・暑かった!!もう夏の暑さですね><
明日のレッスンも、しっかり熱中症対策をしなくてはいけません!!
大人のみなさんも、早い夏バテが襲ってこないようにご自愛くださいね。
さて、先日の記事「Genioが大切にする5つの力」でお伝えした、
①自律神経を整える力
について、お伝えしようと思います!!
Genioニュートリション担当を兼任している私、林ですが、
6年間、様々なクライアントの食事カウンセリングを担当させていただき、下は1歳から上は87歳まで、老若男女数百人に及ぶ食生活を診断してきました。
その経験の中で、体調や心の不調に悩むほぼ全ての方々に共通して見られたのが、
「自律神経の失調」です。
子供達も例外ではなく、不登校や肥満、アレルギーといった不定愁訴に、
自律神経の乱れが大きく関わっていることを痛感してきました。
そこで、Genio sports academyでは、この「自律神経を整える力」にフォーカスして、
レッスンの中で、幾つかの自律神経トレーニングを取り入れることにしました。
【自律神経とは】
汗、脈拍や血圧、消化運動などを司る神経で、24時間、私たちが寝ている時にも働いているものです。交感神経と副交感神経という対なる2つの神経系から成り立っています。
一方、痛覚を脳に伝える感覚神経や、自分で筋肉を動かす際に使われる運動神経などは「体性神経」と呼ばれ、同じ末梢神経ではあるものの自律神経とは分けて定義されています。
と、こうして文字にしてみると少し堅苦しい感じになってしまいますが、
自律神経というのは、私たちの体を正常な状態に保つために日々働いてくれているバランスコントローラーのようなものだと覚えて頂けると良いかと思います。
例えば、暑い時に汗が出たり、
緊張した時に脈拍が速くなったり、
食べ物を消化したり。
私たちが意図しなくても、自律神経がコントロールしてくれていて、常に一定の状態を保っているのです!
これを「ホメオスタシス(恒常性)」と呼びます。
この恒常性を保つためのバランスコントローラーに何らかの故障が生じることで、
人は本来の機能をうまく働かせることができなくなってしまいます。
故障の原因は様々で、食生活(「食選力」の記事でまた詳しく書きます)や、ストレス、環境ホルモン、その他様々な環境が要因となりますが、
特に子どもたちは、成長の過程で、副交感神経(リラックスした時などに働く神経)が
優位になりがちなので、
程よく交感神経を刺激してあげることは、とても有効だと思います。
冬には「乾布摩擦健康法」というのがありますね!
これは、冷たい風にあたりながら皮膚を刺激し、交感神経を呼び覚ます役割があり、
副交感神経に偏りがちな冬にぴったりの自律神経調整術と言えるでしょう。
スポーツもまた然り!です。
心拍数を上げたり、闘争心を掻き立てたり、緊張したりすることで、
日常の中で適度に交感神経を刺激し、自律神経のバランスを整える訓練になります。
Genioでは、自律神経を整えるために、科学的根拠に基づいて作られた
「セル・エクササイズ」の動きをGenioオリジナル体操の中に取り入れ、
全身呼吸法をレッスンに組み込むことで、キッズ達の調整力を高めています!!
続き②では、その内容を具体的にご紹介したいと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、良い週末をお過ごしください★
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