「Genio流、食選力」

Genio では、５つの力を育てることを大切にしているのですが、

そのうちの一つに、正しい食べ物を選ぶ力＝食選力があります。

スポーツが、強い身体、強い精神を作るなら

良質な食べ物は、良質な身体と良質な精神を作ると考え、

教室のお手紙等で不定期でお伝えしています。

ニュートリショニストがお送りする「Genioの食トレ」コーナーは

「役に立ちました！」「知らなかった〜！」

とお母様方に好評♬

でも、子どもたちには、難しい・・・・意味わからん・・・と不評です＞＜

感染症に負けないカラダ作りの記事は、秋に載せたものですが、２月はインフルエンザピークということで再掲しました。

内容を少しご紹介します。

『感染症に負けない！お助け栄養素たち』

ビタミンC（柿、パプリカ、カリフラワー、イチゴなど）

風邪予防のための栄養素、代表格と言われるビタミンCは、タンパク質から抗ウィルス作用のある「インターフェロン」を合成するときに不可欠な栄養素です。また、ストレスなどでも浪費され、身体の中に留めておきにくい性質があるので、こまめに摂るなどして工夫しましょう。

ビタミンD（D３：魚、肝油など　D２：椎茸、小麦胚芽油など）

ビタミンD（特にD３）は、今、感染症対策の分野で最も注目されている栄養素です。自然免疫系を高め、抗炎症作用をもたらします。日光浴（1日１０〜３０分程度）をすることで、皮膚で合成されます。カルシウムの吸収を高め、骨を強くします。子供の骨軟化症の予防にも良いでしょう。

亜鉛（牡蠣、大豆、うなぎ、かぼちゃの種など）

亜鉛は、タンパク質、酵素、インスリンなどの合成に必要な大変重要な栄養素です。米国オハイオ州立大学の研究グループが「亜鉛が、ダメージや致命的である制御不能な炎症を防ぎ、免疫反応のバランスを調整し、感染症をコントロールするのに不可欠である」と発表したことで、予防医療には欠かすことのできない栄養素であるという認識が強まっています。

乳酸菌・食物繊維（ぬか漬け、ヨーグルト、きのこ、オクラ、アボカドなど）

腸は免疫の要！免疫細胞の約７割は、腸で作られていると言われています。腸内環境が悪くなると、この働きも弱まり、免疫力低下の要因に。また、栄養素の吸収、合成の機能も低下します。乳酸菌はもちろんのこと、餌になるオリゴ糖や、便をスムーズに出してくれる水溶性食物繊維などを意識して摂取しましょう。（便秘の場合、不溶性食物繊維はなるべく避けてください。）

これらの栄養素の他に、粘膜を強化してくれるビタミンA、B群や、身体そのものを作るタンパク質が必要なことは言わずもがなです。冷えが進むと免疫力もダウンしてしまいます。食事にタンパク質をプラスすると、最も効率的な熱産生ができるため、冷え性の方はまずタンパク質を摂りましょう。

生姜や根菜類は、適度な量なら効果的です。食べ過ぎは逆効果なのでご注意を。　

最後に、砂糖の過剰摂取は、免疫を下げる大きな要因の一つになります。

おやつは、高タンパク低糖質のもの（チーズ、卵など）がオススメです。

ピーク期もあと少しで終わり！

毎日の食事で免疫力を上げながら、こまめな水分補給、マスクに手洗い。

継続して、元気に３月を迎えましょう。

2017.02

Genioの食トレ！食選力を身につける